中小企業診断士のメリット

中小企業診断士は、名称独占資格であるため、法律で規定された独占業務はありません。ですので、コンサルティング業務そのものは資格がなくても行うことができます。

ただし、中小企業診断士の資格を取得すれば、
・国や都道府県等が設置する中小企業支援機関に専門家として登録できる
・都道府県等の公共診断に加わることができる
・経営コンサルタントとしての信用、信頼が高まる
・中小企業診断士のネットワークを活用できる
など、資格を持っている者ならではのメリットはたくさんあります。

中小企業診断士の学習は、経営学、会計学、労務、マーケティング、情報技術等と幅広い知識を習得して取得する資格になります。これにより、経営全般に関する知識をバランスよく身につけることができます。

資格を取得した後は、この幅広い知識を活かし、独立して経営コンサルタントになったり、企業等で中小企業診断士の知識を活かすなど、様々なビジネスシーンで活躍が可能です。
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中小企業診断士は、高度な経営知識・技術を備え、効率的な経営を行っていけるものとして認められたことになりますので、社内でのキャリアアップや、転職・就職の際に中小企業診断士の肩書きが有利になることもあります。

最近では募集要件に「中小企業診断士」を掲げる企業も出てきています。
このことからも、中小企業診断士は今後ますます需要が高まる資格と言えるでしょう。

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