中小企業診断士の難易度

中小企業診断士の資格試験は、試験科目の多さと1次試験と2次試験の2回の試験を突破しないといけないということもあり、総合的にみて難易度は高い資格試験といえます。

ただし、試験対策次第では確実に合格できる資格であると言えます。

◆1次試験は合格しやすい
1次試験は、「科目合格制度」をとっているので、翌年度及び翌々年度の試験まで、申請により合格した科目が免除されます。

つまり、3年以内に7科目すべてに合格することにより、1次試験合格となります。 全ての科目を一度に合格しなくてもよいということで、1次試験は合格しやすくなっています。
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しかし、合格を見通した学習をするのであれば、1次試験には、最初の1年目で合格するくらいの気持ちで勉強をするといいでしょう。

◆2次試験は難易度が高い
中小企業診断士の難易度が高い理由としては、2次試験の合格がとても難しいということです。試験は口述による試験と実務知識を問う筆記試験があります。

2次試験をクリアするためには、実際に自分の目で中小企業の活動を見た経験や、実地の経験の結果などから答えを判断する必要があります。

中小企業診断士試験の難易度が高いと感じられる理由としては、経営コンサルタントという業務が中心となるため、応用力や思考プロセスが試されるからだと思います。

しかし、中小企業診断士という資格は、企業経営に必要な多角的な視野を持つことができる非常に役立つ資格です。ビジネスパーソンとして活躍したいと考えているのであれば、挑戦する価値のある資格です。

中小企業診断士試験の難度が高いからこそ、資格としての重みがあると言えるのではないでしょうか。

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