中小企業診断士の仕事

中小企業診断士の仕事は、中小企業の抱える問題や課題を解決するために診断・助言などを行い、企業を側面からサポートすることです。

中小企業診断士は、大きく分けて、プロの経営コンサルタント(独立診断士)と企業内診断士になります。

経営コンサルタント(独立診断士)
独立して、もしくは自分の会社を起業して、経営コンサルティング等の業務を行います。近年、経営コンサルティングの範囲は広がってきていますので、中小企業診断士の活躍するフィールドは無限大と言われています。
中小企業は、現在の会社数の約99%を占めていますので、その分だけ潜在的な仕事量は期待できるというわけです。ilm2007_02_0092-s.jpg

  ■主な業務
   ・コンサルティング業務
   ・中小企業支援センターでの相談業務
   ・講演活動
   ・執筆活動など

また、経営コンサルタントとして仕事をしていく上で、あなた自身が「この分野のコンサルティングなら誰にも負けない!」という専門分野を確立すれば、さらに信用を高めることができます。

企業内診断士
現在、資格取得した人の約7割が「企業内診断士」と呼ばれる人たちです。
中小企業診断士の資格を取得する理由は、積極的な自己啓発、キャリアアップのためだということです。

中小企業診断士は、経営学、会計学、労務、マーケティング、情報技術など幅広い知識を習得し取得する資格です。これにより、経営全般の知識と経営に係る問題解決策を提案できるコンサルティング能力を身につけることができます。

中小企業診断士としての知識とスキルは、業種・職種・所属する部門を問わず、あらゆるビジネスシーンで活躍できる人材として、企業から高い評価を受けることができます。

最近では、社員のスキルアップを目的として、中小企業診断士の資格取得を奨励する企業も増えています。

中小企業診断士の試験はけっして簡単な試験ではありませんが、それだけに、やりがいのある仕事となることは間違いないでしょう。

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